テネコ、テネシー州に新工場をオープン

GM向けの部品を生産
自動車部品の大手サプライヤーであるテネコは、テネシー州のスプリングヒルに自動車用空気浄化部品を生産する工場を新たに開設してGM向けに部品供給を行うと発表した。

この117,000平方フィート規模の新工場は、GMのスプリングヒル工場の近隣に位置しており、2016年後半より生産を開始する予定となっている。

また、この新工場はテネコがテネシー州スミスビルに保有する工場についで同州2番目の工場であり、スミスビル工場では現在650人の従業員が働いている。

今回オープンするスプリングヒル工場では、工場稼働時に約20人の新規雇用が創出される計画であり、2019年には約175人の雇用が創出される予定となっている。
65カ所目の生産施設
テネコのアメリカ・クリーンエアー部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるMike Seurynck氏は次のように述べている。
「北米にある新工場からGMに製品とサービスを供給できることを光栄に思う。また、新規雇用をテネシー州に創出できることも嬉しく思う。州都スプリングヒルの街によるサポートに感謝したい。」(プレスリリースより引用)

スプリングヒルの工場は、テネコが世界中に保有する65カ所目の排ガス浄化部品工場となり、北米で16カ所目の工場となる。

これらの生産施設に加え、テネコはミシガン州のグラスレイク、ドイツのエーデンコーベン、中国の崑山に、商用トラックやオフハイウェイアプリケーション、また産業用エンジンなどに使用される自動車部品の設計、試験、開発を行う開発センターを保有している。


▼外部リンク

テネコ ニュースリリース
http://www.tenneco.com