ゲスタンプ、三井物産からの出資を受け入れ

三井物産が12.5%の株式を取得
自動車プレス部品の大手サプライヤーであるゲスタンプ・オートモシオンは8日、三井物産と資本提携を行うと発表した。

今回の三井物産による出資は、新たにつくる特別目的会社を通じて来年3月までに間接的に出資する形式をとり、4.16億ユーロを投じることでゲスタンプの株式12.525%を取得することになる。

三井物産の最終的な投資額はゲスタンプの今後の財務状況により調整が行われるが、今回の資本提携は政府当局の認可取得と両社間での最終的な契約締結を経て行われることになる。

日系自動車メーカーとの取り引き拡大を狙う
三井物産は2013年以来、北米および南米における事業展開において既に取引実績があり、ゲスタンプが日系企業との事業展開を進めるうえで大きな原動力となっていた。

また、戦略的な共同開発案件を含めゲスタンプと日系自動車メーカー間における取り引きも急速に拡大している。

ゲスタンプの最高経営責任者であるFrancisco J. Riberas氏は次のように述べている。
「三井物産がゲスタンプの株主になってくれることは嬉しいことである。三井物産とパートナーになることで、われわれが成長戦略を実施していくなかで、三井物産との提携は大きな原動力になると思う。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ゲスタンプ プレスリリース
http://www.gestamp.com