フォルシア、排熱発電システムに関してルノー・トラックらと協定

3社による協力体制
フォルシアは、そのEHPG(排熱発電)システムのパフォーマンスをテストするために、ボルボ・グループのルノー・トラックおよびExoès社との協力契約に署名したことを発表した。

この契約の条項によると、ルノー・トラックは、Exoès社からのエキスパンダーを含め、フォルシアのEHPGシステムが装備されるユーロVIトラックを提供し、フォルシアは、システム全体の定義付けと統合を担当する。

路上でのテストは、2017年に開始される予定。

燃費向上と排出量削減を実現
ランキンサイクルに基づくこのシステムは、エネルギーに変換する排熱を回収するので、自動車やトラックの燃料消費量と排出量を削減するもの。

フォルシアは、9月29日から10月16日まで開催されるパリモーターショーにおいて、EHPGシステムの展示を行うこととなっている。

フォルシア、排出制御技術のCTO(最高技術責任者)であるChristophe Bouly氏は、次のようにコメントした。
「何年にもわたる革新と先進的な研究の成果であるこの契約によって、フォルシアは、EHPGシステムの性能を実証することが可能となります。我々は、EHPGが、大型車へのパワー増加と排出量の改善をもたらし、2020年から後に、長距離輸送トラックに採用されることを期待しています。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


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