ThyssenKrupp、中国に新たな研究開発センターを開設
エンジン部品の開発を強化
自動車部品の大手サプライヤーであるThyssenKruppは、中国の大連市にエンジン部品の研究開発センターを開設したと発表した。ThyssenKruppが今回、約1,000万ユーロを投じて開設した研究開発センターでエンジン部品の開発と試作品の製作を行う予定であり、将来的には2,000平方メートル規模の施設とする計画である。
現在、ThyssenKruppは大連市に2005年に開設してカムシャフトの組み立てとシリンダーヘッドカバーモジュールの生産を行っている工場を有しており、新しい研究開発センターはこの敷地内に位置している。
自動車メーカーのサポート体制を強化
ThyssenKruppのコンポーネント・テクノロジー部門の最高経営責任者であるKarsten Kroos氏は次のように述べている。「この新しい研究開発センターにより中国の納入先にこれまで以上に特注品の対応や効率化に貢献する部品を提供していくことが可能になる。CO2の削減や排ガス規制の対応に向けたニーズは強まっており、新たな研究開発センターの開発チームを通じて自動車メーカー各社をサポートしていく。」
(プレスリリースより引用)
(プレスリリースより引用)
大連の新研究開発センターは、中国市場用の革新的なバルブトレイン部品の開発を中心に行っていく予定である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ThyssenKruppプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/