リア、中国上海で新しいアジア本部と上海テクニカルセンターの起工式を開催
急成長を続けるアジア太平洋地域に対応
自動車用座席および電気システムの世界的なサプライヤーであるリアは8日、中国上海の楊浦区において、アジア本社およびテクニカルセンターの起工式を開催したことを発表した。上海の中心部において、リアのアジア太平洋地域管理インフラストラクチャーと、エンジニアリング能力および製品革新リソースの拡大により、同社は新しい製品の開発を継続し、中国およびアジアでの販売を拡大することが可能となる。
リアの社長兼CEOであるマット・シモンチーニ氏は、次のようにコメントした。
「アジア太平洋地域は引き続き世界最大で最も急速に成長している地域であり、我が社の業務でも中国が最も急速に成長していることから、上海に新たな地域管理テクニカルセンターを建設することは非常に喜ばしいことです。過去3年間で、中国における我が社の総売上高は平均年率8%で成長しており、太平洋地域は急速に成長を続けると予想されています。」(プレスリリースより引用)
アジア太平洋地域への投資を拡大
新しいアジア本部は、アジア11ヶ国における39,000人以上の従業員のサポートを行う。同社は、アジアの67ヵ所の工場で製品を生産しており、地域全体で16ヵ所の拠点にエンジニアリングチームを構えている。2016年には、同社のアジアにおける連結売上高は34億ドルまで成長している。また、アジアにおいて、9つの非連結合弁会社を保有しており、これら合弁会社の2016年の売上高は、20億ドルを計上した。
リア、アジア太平洋地域事業担当のジェイ・クンケル社長は、「本社ビルとテクニカルセンターへの投資は、この地域における将来の成長と成功への自信を反映している。」と説明した。
(画像はLear Corporationより)
▼外部リンク
Lear Corporation Press Releases
http://www.lear.com/