thyssenkrupp、中国の自動車メーカーに供給

上汽通用五菱に生産設備を供給
thyssenkruppは7月12日のプレスリリースにて、中国の自動車メーカーである上汽通用五菱(SGMW)から新型車のボディスタンピング金型の製造と供給を受注したことを発表した。

契約額は数千万ユーロになる。thyssenkruppは新しいSUVである「CN300M」向けに、フェンダー、ドア、サイドパネルを含む外装部品の生産ツールを計画、設計、製造することになっている。

さらに、両者は自動車製造技術の分野において、長期的かつ継続的に協力体制を模索することに同意した。

中国最大級の自動車メーカーと協力体制を組む
GM中国、上海汽車集団、五菱汽車の合併会社である上汽通用五菱は、中国最大級の自動車メーカーの1つであり、年間生産は2,000,000台を突破する。

2019年からは新しいSUVモデルを年間150,000台生産する予定にもなっている。また、上汽通用五菱は1日最大800台の生産能力を持つ電気自動車の主要メーカーでもある。

高い生産品質の基礎を作り上げ、主要な国際自動車メーカーだけでなく、中国の多くの生産車に製造ソリューションを提供していく。上海に拠点を置くことで、中国を拠点とする顧客との関係を拡大することにもなるとthyssenkruppは考えている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

thyssenkrupp プレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/