リア、自動車のサイバーセキュリティソフトウェアソリューション開発でハネウェルと協力
第66回フランクフルトモーターショーで発表
アメリカのミシガン州に本部を置く、自動車シートと電気分配システムにおける世界の主要なサプライヤーであるリアは、ハネウェルと協力し自動車のサイバーセキュリティソフトウェアソリューションの開発を行うことを発表した。同発表は、ドイツで開催されている第66回フランクフルトモーターショーの会場で行われた。両社はコネクテッドカーと自動運転車に関連する脅威に対処するため、自動車用ソフトウェアと基盤となるソリューションの提供を行う。
リアとハネウェルは、自動車業界の世界的な1次サプライヤーとして、リアの自動車配電システムやゲートウェイへの専門知識と、ハネウェルの不正侵入検知システムやセキュリティオペレーションセンターの組み合わせに焦点を当てていく見込みだ。
乗用車の安全とセキュリティの確保
リアとハネウェルによる共同作業では、車両操作を支配する1億行を超える最新のコードのコマンドやデータを識別し検証するためのシステム開発を行い、乗用車の安全とセキュリティの確保に役立てている。ハネウェルのソフトウェアとグローバルセキュリティセンターは、車載ネットワーク通信の監視を行い、リアの通信用ゲートウェイとセキュリティモジュールが車両の機械的な故障や意図的なハッキングを検出する。
リアは、車載の通信システムや車両侵入検知システム及び電子制御ユニットを保護するための独立したサイバーセキュリティチームを持つ。ハネウェルなどのプロバイダにより開発されたセキュリティ機能などにより、ゲートウェイソリューションの拡大を行っている。
(画像はリア ホームページより)
▼外部リンク
リア・プレスリリース
http://www.lear.com/