フォルシア、中国のNEV事業大手であるBYD社との合弁事業を発表

中国における自動車座席生産能力が統合
フォルシアは、中国の先駆的な電気自動車メーカーであるBYD社と、新しい合弁事業を行うことを発表した。

フォルシアが70%、BYD社が30%出資した新しい会社は、Shenzhen Faurecia Automotive Parts Co., Ltd.という名称となり、BYDが提携するOEMブランドのための先進的な座席ソリューションの開発と製造を目指す。

この戦略的パートナーシップにより、中国の深セン・西安・長沙におけるBYDの座席生産能力が統合されることとなる。新しい会社で作られる販売高は、2020年までに24億人民元に達すると見込まれている。

世界に市場を広げるNEV
フォルシアの最高経営責任者(CEO)であるPatrick Koller氏は、次のようにコメントした。
「フォルシアは、中国における電気自動車市場のリーダーであるBYD社と新しく戦略的な合弁事業をすることを、大変価値のあることだと考えています。それは、フォルシアが新しいエネルギー自動車市場へ進出することを助け、中国のOEMとともにフォルシアの成長を推進するものであり、2020年までに中国においてグループ会社が上げる販売高の40%に到達することを見込んでいます。」(プレスリリースより引用)

BYD社は、バッテリー・電気機械・電子制御・自動車OEMにおいて高度な技術を持つ中国の大手近隣走行用電気自動車(NEV)メーカーである。現在までに、BYD社のNEV事業は、6大陸50ヶ国の210都市で事業を展開している。

(画像はプレスリリースより)


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