Apollo Tyres、インドのアーンドラ・プラデーシュ州にタイヤ製造工場を建設へ

2年後にタイヤ生産を開始
Apollo Tyresは、インドの南東部アーンドラ・プラデーシュ州、チットゥール県Chinnapanduru村に、世界規模の近代的な工場を建設することとし、起工式を執り行ったことを発表した。

起工式には、同社のOnkar S Kanwar会長とNeeraj Kanwar副会長、そして、アーンドラ・プラデーシュ州の州首相であるShri N Chandrababu Naidu氏が参列した。

Apollo Tyresは、アーンドラ・プラデーシュ州当局から200エーカーの土地を工場用地として購入し、第1段階として、およそ180億ルピーを投資する。建設は6ヶ月以内に開始し、2年後にはタイヤの生産が始まる予定である。

同社は、この工場で乗用車用タイヤを製造してこのセグメントの増加する需要に対処し、その後、他のカテゴリーの製品を生産する。

新規雇用で地域経済に貢献
Shri N Chandrababu Naidu州首相は、次のようにコメントした。
「私は、Apollo Tyresが、ハンガリーとインドのチェンナイに世界規模の工場を建設した後で、アーンドラ・プラデーシュ州に最先端の工場を建設することを大変嬉しく思っています。これにより、第1段階で、直接的には約700人の新規雇用を提供するとともに、間接的にはもっと多くの雇用を創成します。将来的に同社が拡張すれば、雇用の機会は、さらに増加するでしょう。」(プレスリリースより引用)

また、Apollo Tyres社のOnkar S Kanwar会長は、この最先端の製造工場によって、今後5年間以上のインドにおける将来の容量拡張のニーズを充足することができるとの見解を示し、次のように述べた。
「我々は、アーンドラ・プラデーシュ州による素晴らしい協力について感謝し、この工場の円滑な建設と管理に向けて、今後も同様の姿勢を達成することを確信しています。責任ある企業として、我が社は、アーンドラ・プラデーシュ州が勢いのある州となるという首相のビジョンに貢献できることを嬉しく思います。」(プレスリリースより引用)

Apollo Tyresは現在、インドに4つの製造工場を有しており、そのうちの2つはケーララ州のゴム生産地域にあり、残りの2つは、グジャラート州とタミル・ナードゥ州にある。インド以外では、オランダとハンガリーに製造工場を持っている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Apollo Tyres Press Releases
https://corporate.apollotyres.com/