リア、ポルトガルの自動車用シート構造製品生産工場を拡張
最先端技術で優れたオペレーション
リア・コーポレーション(以下、リア)は21日、ポルトガルのヴァレンサにある自動車用シートの構造製品生産工場について、拡張工事を開始したことを発表した。リア、ヨーロッパの構造部門担当の副社長であるPeter Hagemann氏は、ポルトガルの産業部門長官であるAna Teresa Lehmann氏が、リアのヴァレンサ工場における新しいフェーズを開始するための公式の式典に参加することを歓迎すると述べた。
ヴァレンサ工場は、生産スペースを11,000平方メートル以上、オフィススペースを1,200平方メートル拡張して、生産スペースの面積は20,600平方メートル、オフィススペースは2,000平方メートルとなる。
リアのエグゼクティブバイスプレジデントであり、シート事業の社長であるFrank Orsini氏は、次のように語った。
「我々は、顧客により良いサービスを提供するために事業を拡大し、我が社の世界クラスの製品を提供するための能力を最適化します。ヴァレンサ工場では、優れたオペレーションへのコミットメントと一致した最先端技術の向上が期待されています。」(プレスリリースより引用)
ヨーロッパの大手自動車メーカー向けの部品
ヴァレンサ工場は、シート用部品と構造シャーシ部品を製造し、ヨーロッパの大手自動車メーカーに向けて、溶接、塗装、組み立てを行い、スペインのビーゴにある同社のジャストインタイム組み立て工場に向けたシートの生産も行っている。ポルトガルの施設では、300人の従業員を雇用しており、この地域におけるリアの成長するビジネスのために、将来は人材を追加していく予定である。
(画像はLear Corporationより)
▼外部リンク
Lear Corporation Press Releases
http://www.lear.com/