フォルシア、インドで新しいインストルメントパネル生産工場の建設を開始
起亜自動車インドの車両コックピットを生産
フォルシア・インテリア・システムズは、インドに、5億ルピーを投資した新しいインストルメントパネル生産工場の建設を開始した。このグリーンフィールド工場は、アーンドラ・プラデーシュ州アナンタプラム県、Penukonda TehsilのAmmavaru Palliにある、起亜自動車インドのコンポーネントベンダーパークAの中にある。
フォルシアは最近、起亜自動車からの注文を初めて受け、現代モービスに供給するための射出成形と組み立てを提供する。これによって、起亜自動車インドの車両コックピットを作ることとなる。
事業の規模を考えて、同社は、新しい工場に投資することを決断し、180日以内に新しい工場を準備したい意向を示した。新しい工場は12エーカーの広さとなり、そのうち15,000平方メートルが初期段階で利用される計画である。生産開始は、2019年の第3四半期となる予定。
多くの自動車メーカーに部品を供給
この新工場は、フォルシア・インテリア・システムズの5番目の工場となる。同社は、インストルメントパネルとドアパネル、センターコンソールを製造する工場を4つ持っており、2つはチェンマイに、2つはプネにある。これらの工場では、キネマティック部品、グローブボックス、通気孔、カップホルダー、ドッキング装置も製造している。現在、フォルシア・インテリア・システムズは、フォード、ルノー、日産、現代、タタ・モーターズ、いすゞ、フィアット・クライスラー・カー(FCA)、PSAに部品を供給している。
同社は、毎年売上高で25%~30%の増加を計上しており、今回、起亜自動車からの受注により、今後3年間で現在の50億ルピーから売上を倍増する計画である。また、Maruti Suzukiとホンダからのエアバッグ関連事業にも注力している。
同社のディレクターであるVidyadhar Limeye氏は、インド最大の自動車メーカーのプログラムを獲得し、成長を続けていることを確信している。
(画像はAuto Components INDIAより)
▼外部リンク
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Autocarpro
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