リア、ミシガン州フリントの新装したシート工場をオープン

■近接するゼネラルモーターズの工場に製品を供給
リア・コーポレーション(以下、リア)は、8月11日に、ミシガン州フリントにおいて、新しくなったシート製造工場の開設式典を行った。

式典には、従業員とその家族、GMの顧客、フリント市の市民団体、フリント市のKaren Weaver市長、その他地方政府関係者が参列した。

156,000平方フィートの面積を持つ世界クラスの工場は、2019年の末までに、400人の新規雇用を含む約600人のチームメンバーを雇用する予定である。この工場は、近くにあるゼネラルモーターズのフリント組み立て工場や、インディアナ州にあるゼネラルモーターズのフォートウェイン工場に対して、ジャストインタイム配送のためのシートを製造する。

リアのCEO兼社長であるRay Scott氏は、次のように述べた。
「フリントは、コミュニティが主導する都市として、物事を実現させることに一生懸命に取り組んでいる人々によって支えられています。私は、この工場の開設を、フリントに感謝の意を示し、ミシガン州の勤勉な人々とともに、顧客のために革新的で高品質な製品を提供する方法と考えています。」(PR Newswireより引用)


■魅力的な工場のために様々な工夫
新しい工場のビジョンは、高性能な作業チーム構造組織を構築し、従業員の関わりを育むことに重点を置いています。工場従業員は、雇用から品質保証の提供、同僚のサポートまで、チームの様々な側面を管理する。

リアは、GMの最優秀年間サプライヤーを16回獲得し、効率・柔軟性・スピードを常に追求して、工場の優れた運用基準を維持している。工場の最先端コンベヤシステムは、シートのすべての重要な要素を監視する、リア独自のLPS(Lear Production System)を利用している。

工場が魅力のない場所であるという従来の考え方をなくすことは、工場を設計する上で中心となる問題であった。ミシガン州の製品や販売会社を活用した近代的で従業員にやさしいアメニティから、グループでの積極的な従業員同士のコラボレーションを図る会議スペースの開設まで、工場の各側面が慎重に構築された。

■環境にやさしい設備
廃棄物やリサイクルの取り組みにより、この工場は、埋め立て処分ゼロとなる。環境にやさしいフットプリントに貢献する追加要素として、省エネルギーの照明や、33エーカーの敷地内に30%の緑色の空間専用エリアがあることなどである。

従業員たちがコミュニティに還元したいという希望に応えて、リアは、フリント市にあるDort Parkを改造している。公園の改造には、新しい造園やピクニックエリア、新しいモダンで安全な遊び場、ウォーキングのためのアスファルトの小道などがある。

リアのフリントシート工場は、フリントで建設された最初の主要な自動車サプライヤー製造工場として、30年以上にわたり操業している。

(画像はプレスリリースより)


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PR Newswire
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