広西玉柴機器集団のK08エンジンモデル、中国で初となる国家VI-b認証取得

■より厳しく先進的な認証に合格
China Yuchai International社は10月15日、主要事業子会社である広西玉柴機器集団(以下、GYMCL)の「K08エンジンモデル」が、中国の国家VI-b認証を取得した最初のディーゼルエンジンとなったことを発表した。

中国で最も厳しく先進的な排出ガス認証試験であるとされる自動車品質監督検査センターによるK08エンジンモデルの認定プロセスは、完全なビデオ監視のもと、自動車排出ガスコントロールセンター(VECC)において実施された。

検査は、エンジンと後処理システムの準備、エンジンテストスタンドの接続、エンジン排出ガス認証テスト、オンボード診断(OBD)テスト、NOxコントロール認証テスト、ポータブルエミッション測定システム(PEMS)の認定などをカバーしている。

同社のK08エンジンモデルは、NOx排出量が国家VI基準よりも40%優れており、COおよびHC排出量がゼロに近くなっている。また、粒子状物質(PM)排出量が80%向上し、最大粒子数(PN)が国家VI基準よりも77%優れている。

■多くのクリーンエンジンを開発
China Yuchai International社の社長であるWeng Ming Hoh氏は、次のようにコメントした。
「我が社の製品の環境保護に関する大きな節目が、中国の『Blue Sky』戦略と一致していることから、我々はこの認証を非常に嬉しく思います。我が社は、すでに、国家VI基準に認定された、100馬力から650馬力のディーゼルエンジンと天然ガスエンジンを14種開発しています。この新しい認定を取得して、我が社は中国の自動車市場における排出量規制をリードしていきます。」(プレスリリースより引用)

(画像はChina Yuchai Internationalより)


▼外部リンク

China Yuchai International社のプレスリリース(PR Newswire)
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