フォルシア、中国でクリーンモビリティ事業の合弁会社を設立

■年間6億元の売り上げを見込む
自動部品の大手サプライヤーであるフォルシアは10月25日、中国のLiuzhou Wuling Automotive Industry社と新たな合弁会社を設立することで合意したことを明らかにした。

今回、2社が対等に出資して設立されるFaurecia (Liuzhou) Emissions Control Technologiesは、クリーンモビリティ事業に従事することで2023年には6億人民元の年間売り上げを見込んでいる。
■合弁会社を通じてゼロエミション達成を狙う
新たに設立される合弁会社には、Wuling Industryが柳州市、重慶市、青島市に保有する4カ所の工場を統合することも含まれており、この戦略的な合弁活動を通じで2社の自動車排ガスコントロールシステム分野の事業を強化することで、上汽通用五菱汽車およびその子会社向けの革新的なクリーンモビリティソリューションの開発を行う計画である。

既に2017年にフォルシアはWuling Industryと自動車用シートおよび内装部品の文yさにおいて合弁事業を開始している。

フォルシアのクリーンモビリティ事業のバイスプレジデントであるChristophe Schmitt氏は次のように述べている。
「Wuling Industryと再びパートナーになれることは嬉しいことである。今回の提携でシート、内装部品、クリーンモビリティとフォルシアの持つ3つの事業すべてで提携することになる。今回の提携でさらにシネジーを出していくことで、中国の自動車メーカーとの関係をさらに深めていくことが可能になる。そしてフォルシアの革新的な製品と技術により、ゼロエミションの達成に向けて貢献していきたい。」
(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

フォルシア プレスリリース
http://www.faurecia.com/