フロイデンベルグ、中国のアポロ社と株の保有契約を締結

■中国との合併で事業を強化
Freudenberg(フロイデンベルグ)は12月12日、中国のApollo Air-Cleaner の大半の株を購入すると発表。現地で急速に拡大しているろ過ソリューション市場での地位を強化する。

中国のろ過ソリューション市場参入
今回の契約によりフロイデンベルグが大株主になり、フロイデンベルグ・アポロ・フィルトレーション・テクノロジーと名称を変更。日本のアポロトレーディンググループとともに、ジョイントベンチャーとして継続することになる。

フロイデンベルグは高性能でエネルギー効率の高いろ過ソリューションの開発および製造を行っている。現在のろ過事業を合併事業に持ち込む予定だ。

同社は今回の合併に喜びを表明し、ろ過ソリューション市場での地位を強化しながら、現地中国の消費者に対して大きな利益をもたらすだろうとコメントしている。

■テクノロジーで生活の質向上に貢献
アポロは、2017年に7億5,000万元(約9,600万ユーロ)の売り上げを達成し、従業員数は1,000人。2000年の設立から飛躍的な発展を遂げている。

独自のポートフォリオを補完するテクノロジー企業として、室内、自動車、商業用のフィルター製品で中国の生活の質向上に貢献してきた。

アポロの室内空気清浄機、分散型換気システム、水処理用のフィルター製品の世界市場は、2022年までに約50億ドルに達するという予測もある。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

フロイデンベルグのプレスリリース
https://www.freudenberg.com/