ThyssenKrupp、合弁会社の理事会メンバーが決定

■合弁会社の理事会メンバー決定
12月17日、ThyssenKruppは、インド鉄鋼大手タタ・スチールと設立する合弁会社の理事会メンバーが決定したと発表した。

thyssenkrupp鋼事業の最高経営責任者アンドレアス・ゴス(Andreas Goss)氏が、合弁会社の最高経営責任者、理事会会長に就任する。

副最高経営責任者、最高技術責任者にはタタ・スチール・ヨーロッパの最高経営責任者ハンス・フィッシャー(Hans Fischer)が任命された。

また、タタ・スチール最高財務責任者のプレマール・デサイ(Premal Desai)氏が最高戦略責任者、同社の財務担当取締副社長であるサンディップ・ビスワス(Sandip Biswas)氏が最高財務責任者となる。

■欧州の鉄鋼事業を統合
2018年6月、ThyssenKruppとタタ・スチールは、欧州の鉄鋼事業を統合することに合意し、合弁会社「thyssenkrupp Tata Steel B.V.(ティッセンクルップ・タタ・スティール)」の設立に関する正式契約を締結した。

本社をアムステルダムに置き、欧州産で高品質な平鋼の製造を手掛けるという。

■適切な人選
タタ・スチール最高経営責任者のTVナレンドラン(TV Narendran)氏は、今回の人選により、合弁会社の成功が約束されたと期待を寄せる。

また、thyssenkrupp最高経営責任者のグイド・ケルクホフ(Guido Kerkhoff)氏は、適切な人選であり、合弁会社は欧州の鋼市場において確固たる地位を築けると述べる。

(画像はthyssenkrupp HPより)


▼外部リンク

thyssenkrupp プレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/