リア、Genthermと共同開発パートナーシップ契約を締結
■共同開発パートナーシップ契約の締結
今月8日、リアは、サーマルシーティングソリューションの実現を目的に、革新的熱管理技術の開発企業であるGenthermと共同開発パートナーシップ契約を締結すると発表した。共同開発パートナーシップ契約により、リア製シーティングシステム「Intu」向けに統合モジュール型式冷暖房システムの開発を目指す。
■自動車室内の快適性を求めて
ライドシェアリング(相乗り)の増加、自動車の電動化・自動運転化に伴い、自動車室内(キャビン)の快適性を向上させるデザイン、技術が重視されるようになった。なかでも、効率的な熱管理システムは、暖房・空調システムの機能・性能を最大限に高め、搭乗者に対して乗り心地良く、快適な個人スペースの提供を可能にする。
リア最高技術責任者のジョン・アブスマイヤー(John Absmeier)氏は、Genthermと共同開発パートナーシップ契約を締結することは、劇的に変化する自動車業界において、カスタマー・プリファレンス(消費者の選択・好み)に対応できると述べる。
乗り心地・快適性の改善は最重要項目であり、2社の技術を融合することによって冷暖房システムの電力消費量は効率化され、座席をはじめ自動車室内の個人スペースを個々のニーズに応じて自由自在に調整・調節できると説明する。
(画像はLEAR HPより)
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LEAR
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