フォルシア、事業グループFaurecia Clarion Electronicsを設立

コックピットエレクトロニクスと低速域ADASを扱う
フォルシアは、2019年3月28日、第4の事業グループとなるFaurecia Clarion Electronicsを埼玉県に立ち上げた。

同社は2018年10月26日に日本のクラリオン株式会社を買収するプロジェクトを発表しており、今回クラリオンを完全子会社とし、Faurecia Clarion Electronicsを設立したもの。

Faurecia Clarion Electronicsは、コックピットエレクトロニクスと低速域ADASの分野において世界的リーダーとなることを目指している。

Faurecia Clarion Electronicsは、1,650人のエンジニアを含む9,000人の従業員を擁し、2022年までに20億ユーロ以上の売上高となることを見込んでいる。

製品の注文が合算され、顧客と地理的および産業的フットプリントの補完を活用することで、莫大な相乗効果が期待される。

未来のコックピットと持続可能なモビリティに貢献
クラリオンの社長兼最高経営責任者であった川端敦氏は、新会社Faurecia Clarion Electronicsの執行副社長に就任する。また、Faurecia Interiorsの財務担当副社長であったJean-Paul Michel氏が、執行副社長補佐となる。

フォルシアのCEOであるPatrick Koller氏は、この新しい事業グループの設立はフォルシアの戦略的変革における重要なマイルストーンであるとし、次のように述べた。
「Faurecia Clarion Electronicsが急速にコックピットエレクトロニクスと低速域ADASにおける世界的リーダーになると確信している。フォルシアとクラリオンの権限を組み合わせることで、未来のコックピットと持続可能なモビリティのための卓越したユーザーエクスペリエンスを提供することができる。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Faurecia Press Releases
https://www.faurecia.com/