フォルシア、PACEアワードを受賞

低燃費・排ガス低減に対する高い評価
フォルシアは、低燃費・排ガス低減が高く評価され、4月8日に「Resonance Free Pipe (RFP)」が「2019 Automotive News PACE Award(2019 PACEアワード)」を受賞したと発表した。

「Resonance Free Pipe」は、ピックアップトラックや軽商用車向けであり、GMピックアップトラック「シボレー・シルバラード」「GMC・シエラ」に搭載される。共振器が不要な設計であり、パッケージ(外形の構成部品)の複雑性は軽減し、縮小化・軽量化が実現された。

なお、「2019 Automotive News PACE Award」は、米国の大手自動車専門雑誌「オートモーティブニュース(Automotive News)」より、自動車業界において技術革新的な製品・製造プロセスを開発したサプライヤーに対して贈られる。

持続可能なモビリティの実現
「Resonance Free Pipe」では、排気管・テイルパイプに沿って微小穿孔パッチが用いられ、共振振動が抑制される。

排ガスシステムの構造から共振器を省くことができ、パッケージの柔軟性は増し、縮小・軽量化した。パッケージの簡略化、縮小・軽量化に伴い、排気管・テイルパイの重量は従来製品と比べて50%以上減り、3kgから5kgの軽量が実現される。

クリーンモビリティ・ノースアメリカ社長のハディ・アワダ(Hadi Awada)氏は、今回の受賞を大変名誉あることであり、自動車業界が排ガス低減に取り組むなかで、「Resonance Free Pipe」は、業界をリードするソリューションを提供し、持続可能なモビリティを実現させると述べる。

(画像はプレスリリースより)


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