リア、シーティングシステムにてPACEアワードを受賞

業界初のシェアリングシステム
4月9日、リアは、業界初となる自動調整機能付き後部座席レールシステム「ConfigurE+」が「2019 Automotive News PACE Award(2019 PACEアワード)」を受賞したと発表した。

「2019 Automotive News PACE Award」は、米国の大手自動車専門雑誌「オートモーティブニュース(Automotive News)」が後援する。毎年、自動車業界において技術革新的な製品・製造プロセスを開発したサプライヤーに対して贈られる。

社内共同開発の成果
「ConfigurE+」は、同社シーティング部門とEシステム部門のエンジニアが共同で開発し、業界は初となる動的再構成可能な後部座席レールシステムとなる。

車両の床置きレールに簡単に取り付けられ、ラッチやフックを使用せず、個々のニーズに応じて自由自在かつ電動にて調整・調節可能である。例えば、リクライニング機能、冷暖房機能、スマートデバイスの充電などの調整・調節を電動で行うことができる。

また、シートベルトが統合され、あらゆる安全基準をクリアしている。自動運転、ライドシェアリングなどを見据え、フラットロードフロアの車種に適合性をもつ。

シーティング・エグゼクティブヴァイスプレジデント兼社長のフランク・オルシーニ(Frank Orsini)氏は、今回の受賞が非常に名誉あることであると述べたうえで、社内共同開発によって、顧客ニーズを満たし、効率的な車両シーティングソリューションを創出できたと説明する。

(画像はLEAR HPより)


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