Apollo Tyres、インド市場のピックアップトラック向けEnduMaxxタイヤを発売

小型トラック向けラジアルタイヤの需要が増加
Apollo Tyresは、インドにおけるピックアップトラックに対する需要の高まりに対応するために、EnduMaxxブランドのタイヤを発売した。

ピックアップセグメントの運用経済性、ハブアンドスポークモデルとの接続性の改善、農村部の需要の急増により、インドの軽商用車市場において、このセグメントの車両は最大20%というスピードで成長している。

Apollo Tyresの推定によると、インドでは、小型トラック向けラジアルタイヤは月に11万2,000タイヤの需要がある可能性があり、他のセグメントよりもはるかに速いペースで成長している。

EnduMaxx LTタイヤは、用途と地形の要件に合わせて、チェンナイにあるグローバルR&Dセンターで設計と開発が行われ、今回の発表までに1年以上かけて広範にテストされた。そして、ヴァドーダラー工場において、月に8万タイヤを生産することができる。

EnduMaxx LTタイヤは、MahindraのBoleroとMaxitruck、Ashok Leyland DostとDost+、Tata XenonとYodhaに利用可能である。

Apollo Tyres、アジア太平洋・中東・アフリカ担当の社長であるSatish Sharma氏は、今回の開発について次のようにコメントした。
「我が社のR&D、製造、サービス、ビジネス品質、マーケティングのメンバーで構成される部門横断的なチームは、我が社の既存の製品経験と並んで、インド市場のニーズを満たす新しい製品を開発することに役立つ問題点を特定した。我々は、EnduMaxxブランドで、ピックアップ車両セグメントでリーダーシップを発揮できることを確信している。」(プレスリリースより引用)

高い耐久性と耐摩耗性、低燃費、低発熱
同社は、EnduMaxxブランドのタイヤを製造するにあたり、タイヤの製造、設計、処理、混合に関する様々な側面をカバーする、360度のアプローチを採用している。

これらのタイヤは、このセグメントの車両における重要な要件である、優れた耐久性、走行距離および燃料効率のために設計されている。そして、新しい技術を採用した。

これらのタイヤには、新しい技術として、「より長い稼動時間と低発熱を可能にする堅牢なベルトパッケージにより最適化したコンタープライ」、「高い耐久性と低燃費のために改良されたプロセス技術」、「フリッパー保護を追加し、ビード領域における破損の防御を強化」が採用されている。

さらに、「改良されたトレッドの寿命、カット&チップ抵抗、低発熱での走行のための新しいトレッドキャップコンパウンド」、「オールシーズンでより良いグリップとトラクションを可能にするジグザグノッチとエクストラノッチを装備」、「偏摩耗に抵抗することに加えて、優れたコーナーリングとステアリング能力を助ける補強ブロック」という特徴も持っている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Apollo Tyres Press Releases
https://corporate.apollotyres.com/