AIプラットフォームで世界271の倉庫にデジタル管理を実現!
ThyssenKruppの管理システム
ThyssenKruppは6月13日、マイクロソフトの人工知能Azureを活用した管理システム「Alfred」を開発したと発表。世界40ヶ国、271の倉庫にデジタルトランスフォーメーションを実現する。物流管理と輸送の最適化を図る
AIを活用したプラットフォーム「Alfred」によって、同社が毎年受注する約1,400万以上の注文品を効率的に管理・分析できる。独自のアルゴリズムを使用して関連情報を分析、重要な事項を生成し、適切な処理を行うためのサポートを行う。その一つに輸送先ルートの最適化があり、これによって資材輸送で年間数千トン分を節約。輸送の効率化は注文に対して素早い対応が可能になるため、顧客の満足度向上にもつながる。
時代の流れではなく新しいビジネスへの戦略
デジタルトランスフォーメーションは、ドイツ本社で専門家やエンジニア、コーディネーターなどの統合チームが取り組んでおり、調達から保管倉庫、物流、販売に至るまで顧客のメリットに沿ってバリューチェーン分析が行われる。分析による改善を行いながら顧客を的確に洞察し、ニーズに合わせて製品を調整することができるようになる。
デジタルトランスフォーメーションは時代の適合ではなく、パーソナライズされたアプローチや事業戦略など、新しいビジネスチャンスの可能性を含んでいると同社は述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ThyssenKruppのプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/