フォルシア、水素燃料タンク専門のグローバルセンターを開設
高圧タンクの研究開発
6月28日、フォルシアは、水素燃料タンクの専門性を高める目的として、フランス・ババンにある研究開発センターにて、水素貯蔵システム(エネルギー貯蔵媒体として水素を用いた電力貯蔵システム)のグローバルセンターを開設すると発表した。グローバルセンターは2020年第2四半期より始動し、総投資額はブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地域圏からの補助金(約490万ユーロ)を含み、約2500万ユーロになる見込みである。長期的視野にて、グローバルセンターでは高度専門職・技術職50人を雇用し、約750人の従業員がクリーン・モビリティ事業に携わる。
クリーン・モビリティ事業の促進
燃焼電池車向けの高圧タンクは、より効率性が向上し、軽量化が進む。グローバルセンターでは、次世代高圧タンクの研究開発に対して投資し、高圧タンクの性能・機能を試験する。クリーン・モビリティ副社長のクルストフ・シュミット(Christophe Schmitt)氏は、燃料電池システムの世界的リーダーになるうえで、フランスに水素タンクの専門センターを創設することは、フォルシアの戦略にとって重要な一歩であると述べる。
燃料電池システムは商用車から大型車両に至るまで適用でき、ゼロ・エミッションを実現できるという。
(画像はプレスリリースより)
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