Thyssenkrupp、新しい鍛造部品生産工場を設立・2021年始動

トラック用フロントアクスルの生産
Thyssenkruppは7月10日、新しい鍛造ラインの建設計画を発表。トラック用鍛造フロントアクスルを生産する生産ラインで、約8,000万ユーロ(約97億7,700万円)を投じる予定だ。

デジタル化と柔軟な製造ライン
工場はドイツのザールランド州ホンブルクに建設し、グループグローバル鍛造ネットワークの中でも高度なデジタル化を行う。効率性と納入実績で重要な生産ラインの拠点となる。

16,000トン超大型鍛造プレスラインを有し、主にトラックのフロントアクスルを製造する。

またEモビリティ商用車の普及後も活動できる生産ラインを見込んでおり、パワートレインだけに依存せず、必要に応じてクランクシャフトなどのほかのエンジンの構成部品を手がけることができる施設を計画している。

2020年完成、2021年始動
これにより年間約36万の鍛造部品を製造することになり、すでにトラック製造業者との署名も行われている。この施設の建設において、同社ではこれまでで最大の投資金額となる8,000万ユーロを投じることになる。

そしてこの地区の工場の従業員750人を含め新たに雇用を創出し、2020年の頭に施設完成、2021年に製造を開始する予定だ。

(画像はThyssenkruppの公式サイトより)


▼外部リンク

Thyssenkruppのプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/