リア、Xevoとヒュンダイ自動車のパートナーシップ契約締結を発表
事業者とドライバーの相互作用プラットフォーム
9月5日、リアは、コネクテッドカー・ソフトウェア企業Xevo(ジーヴォ)社がヒュンダイ自動車とパートナーシップ契約を締結すると発表した。パートナーシップ契約の締結により、アメリカおよびヨーロッパ市場向けのヒュンダイ自動車ブランドにXevo製「Xevo Market」を搭載し、事業者と顧客であるドライバーを直接的な関係性をもたせる。なお、リアは、コネクティビティポートフォリオの拡大を目的に、Xevo社を買収した。
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オートモーティブコマース向け新たなチャネルの提供
「Xevo Market」は、事業者とドライバーの相互作用プラットフォームであり、オートモーティブコマースおよびモバイルコマース向けの新たなメディアチャネルとなる。プラットフォームはヒュンダイ自動車と互換性をもち、車載スクリーンとヒュンダイ自動車のモバイルアプリを介して、ドライバーは好みのブランド・サービスと直接的に繋がることができる。例えば、燃料、駐車場、飲食などが提供され、加盟事業者とドライバー間におけるデジタルペイメント機能はシームレスかつ安全な取引となる。
一方、事業者は、ロイヤリティプログラムの導入が増える。簡単なタッチスクリーン通知を通じて、ドライバーに対して関連情報を通知でき、注目製品を宣伝する機会が創出される。
ユーザー体験の向上
リア最高技術責任者のジョン・アブスマイヤー(John Absmeier)氏は、「Xevo Market」によりヒュンダイ自動車オーナーの自動車ユーザー体験を向上させ、ドライバーは、車内にて好きなブランドと安全かつ確実に繋がることができ、個々に合わせたコネクテッドカー体験が提供されると述べる。「Xevo Market」では、位置情報、時間などのリアルタイムのインタラクションデータを活用し、高度にパーソナライズされた経験をもたらす。車内にて生産性の高い、有意義な時間を過ごせる。
(画像はLEARより)
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LEAR
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