thyssenkrupp、インダストリー4.0支援プラットフォームの販売を開始
製造業向けデジタル支援「toii(R)」
thyssenkruppのマテリアル部門は、製造業の効率化・デジタル化を支援する「thyssenkrupp Materials IoT GmbH」事業を立ち上げ、9月13日に新プラットフォーム「toii(R)」の販売を開始すると発表した。機械のメーカーや世代に合わせて最適化
製造業のオートメーション化を図るインダストリー4.0としての最初の製品「toii(R)」は、複数の事業で構成されるサプライチェーン・マネジメントを支援するプラットフォームだ。様々なメーカーや世代の機械を問わず、自己学習システムとスマートデータ機能の搭載が可能で、効率的に自動化。工場の製造プラント、機械、倉庫などを中心に全体のプロセスや施設全体の生産性が向上する。
生産性向上と効率化を実証
同社では2017年よりグループ内で30以上のサイトに「toii」を実装している。これらの施設のうち、1つの工場では年間生産量が約10万トン増加、別の工場ではダウンタイムを10%削減することに成功した。これらの実証を受け、同社では顧客への正式販売を開始。インダストリー4.0戦略として、デジタルトランスフォーメーションのアドバイスから、実装・運用支援など、経験豊富なチームがサポートする。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
thyssenkruppのプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/