フォルシア、中国の大手自動車内装サプライヤーと合弁会社を設立

Beijing WKW-FAD Automotive Interior Partsを設立
世界有数の自動車機器サプライヤーのフォルシアは、中国の大手内装と外装トリムシステムメーカーであるBeijing WKW Automotive Partsは、50%ずつの出資で、「Beijing WKW-FAD Automotive Interior Parts(BWKWFAD)」という名称の合弁企業を設立することで合意した。

アルミニウム自動車内装部品を提供
Beijing WKW Automotive Partsは、中国の北京に本社がある、アルミニウム自動車内装の大手サプライヤー。市場の上位セグメントの乗用車に向けた、幅広い製品ポートフォリオを有している。

一方、同じくアルミニウム自動車内装の世界的リーダーであるフォルシアは、インフィニティやボルボなどで、中国の顧客にサービスを提供するフットプリントを持っている。

1400万ユーロの投資総額が計画されているBWKWFADは、アジア市場のためのアルミニウム自動車内装部品に関する、開発・製造・組み立て・マーケティングの業務を行う。また、アフターサービスおよび技術コンサルティングも提供する。

両社は、乗用車用のアルミニウム自動車内装部品において、中国市場をリードし、シナジー効果を創成していく計画だ。

関係者のコメント
フォルシア中国の社長であるジャン・ミシェル・バラン氏は次のように述べている。
「自動車内装部品の世界的リーダーとして、フォルシアは、中国のアルミニウム自動車内装部品市場におけるBeijing WKWの強力な足がかりを構築し、グローバル市場でのプレゼンスを強化しています。我々は、この企業提携によって、中国を越えて、アジアの顧客とのビジネスを開拓することが可能になると確信しています。」(プレスリリースより引用)

Beijing WKWの社長であるLi Jingyu氏は次のように述べている。
「この新しい合弁事業は、Beijing WKWの現在の事業を強化するだけでなく、中国での強力なプレゼンスを開拓する上で重要な役割を果たします。合弁会社は、最高品質の製品を提供し、中国の自動車メーカーに対して、より良いサービスを提供するために、車のインテリアに関する両社のノウハウを最大限に発揮することに役立ちます。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


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