エレベーターの乗降、移動も自由自在!配送ロボット用インターフェースを開発
エレベーターのロボット工学活用
ThyssenKruppは10月19日、配送ロボット用インターフェース・プラットフォームを開始したと発表。エレベーターの乗り降りと移動を自動で行うことができるため、ホテル・病院などあらゆる施設で活用が可能だ。ロボットが自由に移動、配送
今回同社が開発した配送ロボットのインターフェースには、エレベーターのコンポーネントが搭載されている。インターネットを介してエレベーターとロボット間の通信が可能で、呼び出し、フロアの選択、乗降もすべて自動でできるようになる。また搭載されたカメラによって、エレベーターが満員かどうかを認識することができる。ハウスキーピングや荷物の移動、配送、コンシェルジュや警備支援など、考えられる活用は多岐にわたる。
エレベーターには同社のTACシリーズのコントローラーを使用。取り付けは1日で完了する。
エレベーター分野をサポートするシステム開発
同社がエレベーターを活用したロボット工学に着手したのは2017年。メンテナンス作業を効率化する「パイロットプロジェクト」で、ロボットが倉庫とエレベーターを行き来し、スペアパーツや材料などを配送するインターフェースを開発している。さらにエレベーターの作動データをリアルタイムで管理し、効率よい利用とダウンタイムを削減するシステムを開発。これは世界中で130,000台以上利用されている。
(画像はプレスリリースより)
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ThyssenKruppのプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/