フォルシア、ミシュランと水素モビリティ開発・生産に向け合併会社を設立

水素燃料電池車両の開発・生産・販売を
フォルシアは11月21日、ミシュランと合併会社「SYMBIO, A FAURECIA MICHELIN HYDROGEN COMPANY」を設立すると発表。水素燃料電池専用のモビリティ開発・生産・販売まで展開する予定だ。

2030年までに市場シェア率25%を目指す
フォルシアとミシュランは、新しい燃料電池自動車開発の加速・量産化を目指し、合併会社を設立することになり、最初の投資に1億4000万ユーロを投じる。

ヨーロッパ、中国、米国の3カ国が事業の中核となり、2030年までに市場シェア率25%、約15億ユーロの売上高を目指している。

電気自動車の需要は2030年までに大幅に拡大し、そのうち水素燃料電池はゼロミッションソリューションの1つとして、乗用車200万台、トラック35万台まで増加すると見込んでいる。

2社協力で水素モビリティの成長促進を
フォルシアは、水素モビリティへの専門知識を持ち、CEA(フランス原子力委員会)での研究開発にも協力している。

今回、ハイテクノロジー技術の進歩を目指すミシュランと、自動車のCO2排出量ゼロを目指すことで意見が一致しており、その中でも水素モビリティへの成長を見込んでの協力となった。

会社名も両企業のアイデンティティとブランド力を保持し、業界をリードしていくのが狙いだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

フォルシアのプレスリリース
https://www.faurecia.com/