Freudenberg、電気自動車に貢献するイノベーション・アワードを発表

2年に1度のフロイデンベルク賞
Freudenbergは11月29日、2年ごとに研究者を表彰する「Carl-Freudenberg-Prize(カール・フロイデンベルク賞)」を発表した。自動車の安全や新しいバッテリー機器の研究などを行った4人の科学者が選ばれている。

課題に取り組む4人が受賞
同社では、自動車の安全性や快適性などテクノロジーの開発に貢献する研究者4名を表彰。科学者の1人は、リチウムイオン固体電池の開発とモデリング構築に4年以上携わっている。固体電池の利点を追求し、一般に普及することを目指している。

もう1人は新しい周波数のレーダー用フロントエンドの開発。新技術は他の電子コンポーネントと結合できる仕様になっており、視界不良など様々な条件でも周囲の距離を測定できるため、自動運転の安全性に寄与する。

また別の科学者は、メカトロニクス製品に役立つ分析手法をアプローチするもので、製品開発の初期段階で起因するリスクとその起源の識別・分析の開発に取り組んでいる。

そしてもう1人の受賞者は、新しい半導体を用いた効率的な電気自動車のバッテリーチャージャーを研究し特別賞を獲得。電気自動車の充電と、太陽光を組み合わせたソリューションだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Freudenbergのプレスリリース
https://www.freudenberg.com/