ティッセンクルップ、4年連続でCDP気候変動Aリスト企業に認定

4年連続で気候変動Aリスト企業入り
1月20日、ThyssenKrupp(ティッセンクルップ)は、国際的な非営利組織「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)」より企業の気候保護に対する取り組みが認められ、2019年度の気候変動Aリスト企業に認定されたと発表した。

CDPは、気候データの透明性要件を満たす、企業および企業の顧客・サプライヤーの環境パフォーマンスを改善する首尾一貫した戦略を策定する観点より、企業をAからFで評価する。

優れた企業活動および気候保護を行う企業に対してAを与え、今回は179社が気候変動Aリスト企業入りを果たした。ティッセンクルップは、4年連続のA取得企業となった。

二酸化炭素排出量削減の取り組み
ティッセンクルップ最高経営責任者のマルティナ・メルツ(Martina Merz)氏は、ランキングによって、生産および製品を通して排出されるカーボンフットプリント(二酸化炭素・温室効果ガス排出量)を削減する組織的な取り組みが認められたと述べる。

また、気候変動戦略のもと、2050年までに、生産プロセスから製品に至るまでの二酸化炭素排出量を「climate neutral(クライメイト・ニュートラル:実質排出ゼロ)」にすることを目指す。

2030年までには、製品の使用より排出される二酸化炭素量を16%削減させ、早ければ2030年を目処に、生産や外注エネルギーの二酸化炭素排出量が約30%減になる見込みである。

(画像はThyssenKruppより)


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