マンウントフンメル、再生プラスチック製のエアフィルターを開発

環境に優しい「マンフィルター」
マンウントフンメル(MANN + HUMMEL)は環境に優しいエアフィルターへの取り組みとして、自動車用エアフィルターに再生プラスチック製の「マンフィルター」とパッケージを開発していると3月13日に発表した。

ゴミを出さず、材料とエネルギーを効率化
現在、再生プラスチック製のエアフィルターを開発している。ペットボトルなどを再利用し、保護機能を強化。必要な枠組みは全体の30%程度となり従来のものより少ない材料で製造することができる。同時にパッケージもリサイクル繊維で作られている。

同社は、スパンボンド不織布プラントを有しており、新しい生産方法でフィルター媒体の製造を行っている。この生産方法によって従来のプロセスと比較し、最大で70%のエネルギー削減、CO2排出量は4,000トン以上削減される計算になる。

それに加え、リサイクルプラントも建設。エッジトリムや欠陥材料が再加工され、エネルギー効率とリソース・廃棄物の削減を実現している。

まもなく市場投入予定
現在フィルターは開発中で、市場投入も間近だとしている。欧州では、42,000を超える車両および機械に4,800を超えるフィルター要素が市場にあり、これらが再生可能エネルギー使用の製品を活用することで、環境への大きな貢献につながるとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マンウントフンメルのプレスリリース
https://www.mann-hummel.com/