フォルシア、自動車用ディスプレイ製品に関してXuyangグループと合弁事業を開始

コックピットと内装事業を強化
フォルシアは、4月24日、Changchun Xuyang Industryグループと新しい合弁事業を始めることを発表した。これは、同社とXuyangグループとの戦略的提携における新たなマイルストーンである。

両社は、自動車用ディスプレイ製品の製造、組み立て、販売、およびOEM向けのアフターセールスサービスに関して協力し、合弁会社はフォルシアが統合することとなる。

近年、フォルシアは、コックピットエレクトロニクスの世界的リーダーになることを目指した第4の事業部門であるフォルシアクラリオンエレクトロニクスの設立を通じて、戦略的変革を推進している。

この最新の提携により、中国の自動車市場における地位が強化される。

フォルシア中国の社長兼エグゼクティブバイスプレジデントであるFrançois Tardif氏は、次のように述べた。
「我々は、吉林大学との研究開発、およびシートや内装に関して既に協力しているXuyangグループとの関係を拡大できることを歓迎する。我々の専門知識を再編成することによって、フォルシアのコックピットと未来戦略を強化し、中国市場への展開を推進する。」(プレスリリースより引用)

中国各地に共同で工場を設立
1999年に設立され、長春に本社を置くXuyangグループは、インテリジェントコックピット、インテリジェント製造、ハイエンド機器、新エネルギーという4つのコア事業部門を持ち、吉林省の大手製造会社の1つとなった。

2001年に、フォルシアはXuyangグループとの協働を開始し、長年にわたって、長春、天津、仏山、重慶、成都にシートと内装を扱う12の工場を共同で設立して、戦略的提携を深化している。

(画像はプレスリリースより)


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