クーパースタンダード、ヨーロッパとインドにおける特定事業を売却へ
ドイツのMutares社に売却
クーパースタンダードは、ヨーロッパにおけるゴム流体輸送と特殊シーリング事業、およびインドにおける事業について、ドイツのMutares SE & Co. KGaA.(以下、Mutares社)に売却する契約にサインしたことを発表した。
「この取り引きが終了すると、成長と収益性に関する最大の機会を提供する事業に、我が社のリソースを集中させることができる。これは、これまでの数四半期にわたって話し合った我が社の戦略的イニシアチブと一致しており、また、今後の収益とキャッシュフローに迅速に表れることが期待される。」(プレスリリースより引用)
この契約には、2,500人の従業員と、ポーランドにおける2つの施設、スペインとイタリア両方の施設、さらには、チェンナイにあるIT開発オフィス以外のインドにおける事業すべてが含まれる。
売却は関係国独占禁止法当局の承認を条件としており、2020年の第2四半期末までに完了する予定である。クーパースタンダードは、Mutares社や関係者と緊密に連携し、すべての利害関係者にとって円滑な移行となるよう尽力する。
自動車業界向けのシステムとコンポーネント製品
クーパースタンダードは、ミシガン州ノースビルに本社を置き、自動車業界向けのシステムとコンポーネントの世界的なサプライヤー。取り扱い製品には、輸送および産業市場向けのシーリング、燃料、ブレーキ、および流体輸送システムなどである。同社は、世界21か国で事業を展開し、約28,000人の従業員を擁している。
(画像はCooper Standardより)
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