MANN + HUMMEL、大気清浄フィルターキューブの活躍を報告

屋外設置で大気汚染を削減
MANN + HUMMELは5月20日、同社が開発した大気清浄フィルターキューブの有効性として、韓国とブラジルなど世界でも採用されていると報告している。

活性炭の層が粒子を吸着
同フィルターキューブは2018年に開発、交通渋滞が多い場所に設置され、排気やホコリなど空気中の粒子状物質を吸収し大気汚染を削減するものとして、その効果が認められている。

2020年7月からは、ドイツのハイルブロン市の道路各所に設置される予定だ。

層になってできた活性炭が二酸化炭素を吸着。大きな面積で効率的に大気汚染を減らし、空気を浄化することができる。通行人や居住者を保護することが可能になる。

海外での採用事例
同フィルターは、海外でも採用される。韓国のソウル市ではレジャー施設に設置。子供たちが安心して遊べる環境づくりに取り組んでいる。

ブラジル、人口235,000人の内陸都市・インダイアツーバでは、交通量の多い道路に設置され、2.5〜10ミクロンの微粒子の80%をろ過したと報告されており、ほかの都市に使用を拡大する計画も行われている。

フィルターは設置の自由度も高く、道路や交差点だけでなく、バス停や鉄道駅、地下鉄駅など様々な利用が考えられる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

MANN + HUMMELのプレスリリース
https://www.mann-hummel.com/