フォルシア、フランス政府のリカバリープランを快諾
自動車業界を支援する政策
5月26日、フォルシアは、フランス政府の政策「リカバリープラン」を喜んで受け入れると公言した。フランス大統領のエマニュエル・マクロン氏は、自動車業界を支持し、特に研究開発および燃料電池電気自動車の社会秩序を支援するため、リカバリープランを発表した。リカバリープランは、自動車業界全体にとって有益である。
ゼロエミッションと水素技術の促進
フランス政府は、持続可能なモビリティ、水素燃料車の分野における生産・技術プロジェクトを支援する。カーボンニュートラルおよびデジタルトランスフォーメーションを加速させ、産業競争力の強化を目指す。リカバリープランにより、ゼロ・エミッション・モビリティ、未来のモビリティに搭載するコックピットに関する研究開発および生産において、新たな高付加価値の仕事を創出し、600人を雇用できる見込みである。
ゼロ・エミッション・モビリティにおいて水素技術は重要であり、フォルシアは、昨年、Bavans(フランス ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地域圏)に水素貯蔵システム(エネルギー貯蔵媒体として水素を用いた電力貯蔵システム)のグローバルセンターを設立している。
グローバルセンターの初期投資額は約2500万ユーロであり、高度専門職・技術職60人の雇用が見込める。2021年夏以降、新世代の高圧タンクを供給する予定となっている。また、約5000万ユーロを追加投資し、フランスにて大規模工場の建設、150人の新規雇用創出を計画している。
(画像はプレスリリースより)
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