フォルシア、コックピットのユーザー体験技術を持つIRYStec Softwareを買収
安全で快適なユーザー体験を低コストで提供
フォルシアは、カナダの新興企業IRYStec Software(以下、IRYStec)を買収したことを発表した。IRYStecは、ディスプレイシステムのユーザー体験を最適化するための、知覚力と生理学を使用した世界初のソフトウェアプラットフォームを開発している。
この完全なソフトウェアソリューションにより、ドライバーのビジョンと環境光に応じてディスプレイをパーソナライズでき、より安全で快適なユーザー体験を低コストで提供することができる。
このテクノロジーは、あらゆるタイプと大きさのディスプレイに適応可能であり、明るさとコントラストが最大30%向上し、エネルギー効率の節約と熱加熱の低減が最大30%実現している。
高度にカスタマイズされた先進ディスプレイ
フォルシア・クラリオン・エレクトロニクスのエグゼクティブバイスプレジデントであるJean-Paul Michel氏は、次のように述べた。「未来の接続された没入型のコックピットという我々のビジョンの中で、IRYStecが提案する画期的なソリューションは、我々のディスプレイ技術に独自の販売活動をもたらす。主要な技術的専門知識と才能を持ったチームを持つIRYStecにより、我々は高度にカスタマイズされた先進ディスプレイソリューションを提案できるようになる。」(プレスリリースより引用)
また、IRYStec Softwareの創立者であるTara Akhavan氏は、フォルシアと力を合わせることはIRYStecにとって大きなマイルストーンであるとの見解を示した。
そのうで、Tara Akhavan氏は、「これにより、自動車テクノロジーにおけるグローバルリーダーの一部として、インテリジェントディスプレイ用の中心的イノベーションソリューションを開発することを実現する。我々は、フォルシアのイノベーションロードマップに感銘を受け、コックピットにおける独自のユーザー体験を目指して、我々の次世代製品を一緒に作り上げることを楽しみにしている。」と語った。
(画像はプレスリリースより)
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Faurecia Press Releases
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