一汽解放汽車、「Hongqi H9」を公式発売

新型高級セダン「H9」の発売
8月24日、一汽解放汽車(FAW)は、プレミアムブランド「Hongqi(ホンチー:紅旗)」の新型高級セダン「H9」を8月23日に公式発売したと発表した。

「Hongqi H9」は5バリエーションで展開され、高級感あふれる外装、近未来的な内装が特徴的である。4列シートかつ後部座席はゼログラビティシート設計となり、独自の車載情報通信システム「Smile 1.0 intelligent in-vehicle system」、自動運転レベル2.5の運転支援システムが搭載される。

パワートレインは7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)搭載の2タイプがあり、2リッターターボエンジン(180kW/ピークトルク380Nm)、3リッター6気筒スーパーチャージャーエンジン(200kW/ピークトルク400Nm)が利用できる。

高級車ブランドの開発戦略
「紅旗」は一汽解放汽車の自主ブランドであり、Hシリーズは、新型高級セダンのフラグシップモデルとなる。一汽解放汽車は、2018年に新ブランド「Hongqi」開発戦略を発表し、ブランド構築・技術革新・ラインナップの充実・アフターセールスサービスにおいて、高級車ブランド(型式)は飛躍的に発展してきた。

なお、World Brand Labの2000年版「Top 500 Most Valuable Chinese Brands 2020(中国で最も価値のあるブランド500)」(8月5日発表)にて、「Hongqi」ブランドは63位となった。

高級感あふれる外装と近未来的な内装
新型フルサイズセダン「H9」(全長(車長)5137mm、全幅(車幅)1904mm、全高(車高)1493mm、ホイールベース3060mm)は、外装(エクステリア)の新たな象徴的なデザイン言語となる。突き出た赤いトリム、クラシックなウォーターフォールグリルにより、豪華で堂々とした印象が与えられる。

サイドプロファイルは、ヘッドランプから後方まで流れるように伸びる線が印象的であり、ハッチバックのようなリアウィンドウがアクセントとなって優雅さが際立つ。後方部分には、北京の天安門広場など中国文化の要素を備えた近代的な技法が融合され、目を引く。

また、内装(インテリア)には、新たなデザインコンセプト「oriental artistic concep」によって木目、レザー、クロームメッキ素材を用いられ、宇宙空間のような印象を受ける。

フルLCD(液晶ディスプレイパネル)インストルメント・クラスタ、大型センターコンソールスクリーン、12インチのヘッドアップディスプレイ(HUD)、ビデオストリーミングバックミラーを兼ね備え、近未来的な印象を与える。

(画像はプレスリリースより)


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FAW
http://www.faw.com/fawen/xwzt/xwbd/5271697/index.html