マンウントフンメル、Jack Filter関連の2社の社名を変更

マンウントフンメルグループであることを明示
マンウントフンメルは、オーストリアのシュタインドルフに拠点を置くJack Filter Lufttechnik GmbHと、ハンガリーのポルガーディに拠点を置くJack Filter Hungária Kft.について、MANN+HUMMEL Jack Filter GmbHおよびMANN+HUMMEL Jack Filter Kft.の名称で運営されることになったと発表した。

Jack Filterは1947年に設立され、2017年半ばからマンウントフンメルの傘下に入った。2つの企業の社名変更と、それに関連する登録変更により、マンウントフンメルグループに法人として属していることが明示された。

社名変更により、Jack Filterのルーツを失うことなく、マンウントフンメルブランドが拡大および強化される。そして、暖房換気空調(HVAC)セグメントにおけるエアフィルターの成長戦略を強調し、企業が両ブランドの強みを活用できるようにする。

マンウントフンメルは、自動車用および産業用フィルター部門で約80年のろ過の専門知識を誇り、Jack Filterは、HVAC技術向けとリーンルーム用のろ過ソリューションで数十年の経験を持っている。

ライフサイエンスおよび環境事業部の社長兼ゼネラルマネージャーであるFua Nipah氏は、次のように述べた。
「Jack Filterの社名を変更することによって、我々は、マンウントフンメルブランドを新しいセグメントに拡張するプロジェクトにおける新しいステップを進み、我が社の顧客、サプライヤー、パートナーにおいてブランドの認知度を上げる。」(プレスリリースより引用)


HVACシステム用エアフィルターとクリーンルーム技術
オーストリアとハンガリーの拠点は、HVACシステム用エアフィルターとクリーンルーム技術の製造と販売を専門としている。

シュタインドルフは、最新のHEPAフィルター製造ラインと、HEPAおよびULPAフィルターをテストし開発するためのラボを備えた、クリーンルーム技術のコンピテンスセンターの本拠地でもある。

この施設では、最新世代のePTFEメンブレンと、従来のマイクロファイバーメディアの処理も行っている。これらの高品質な技術製品は、マイクロエレクトロニクスおよびその他のハイテク産業のグローバルマーケットにおけるリーディング企業に使用されている。

(画像はMANN+HUMMELより)


▼外部リンク

MANN+HUMMEL Press Releases
https://www.mann-hummel.com/