Freudenberg、40トン大型トラック向け燃料電池システムの開発に着手

未来の持続可能な商用モビリティ
Freudenbergは、大型トラック用の燃料電池システムの開発に着手したと9月8日に発表。商用車両の電化を専門とするQuantron AGとの協力で行い、近くテストドライブも実施される。

低排出ガスの代替案を開発
両社の共同プロジェクトは、40トン大型トラック向けの電化だ。同社は商用車両の持続可能性に着目し、新しいドライブテクノロジーの開発に取り組んでいる。

大型トラックの燃料電池技術は、積載量の高さから、充電に時間がかかり停車や渋滞中の電力低下、走行範囲など取り組む課題が多い。

そこで既存商用車の電化技術を持つQuantron AGに協力を求め、標準の商用大型トラックに代わる低排出ガスの代替案を開発し、ディーゼルドライブトレインを搭載している。

耐用年数を最適化する材料を組み合わせ、商用車のスペースに最適化されたアプリケーション用に特別なインターフェースにより、メンテナンス、修理、交換作業を効率的に行えるシステムになっている。

政府支援による取り組みとテスト
同プロジェクトはドイツ・バイエルン州経済省、地域開発・エネルギー省のエネルギー研究プログラムのサポートを受けている。

ディーゼルよりも頑丈で、長い耐用年数の燃料電池システムの開発を目標としており、近い将来テストドライブが行われる予定だ。システムの性能、耐久性、連続運転での走行距離などが測定される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Freudenbergのプレスリリース
https://www.fst.com/