thyssenkrupp、自動車システムエンジニアリング運用のため独立会社を設立
システムエンジニアリングの分割
thyssenkruppは、システムエンジニアリング・ビジネス・ユニットをそれぞれ車体とパワートレイン部門に分割し、独立会社を作ると9月29日に発表した。10月1日の会計年度に合わせ再編計画を行う。2つの独立会社を設立
同社は、自動車部門で異なる製品範囲を持つ2つの独立した会社を計画。1つは、自動車技術の一部としてボディ組み立てラインを専門とするエンジニアリング、もう1つは、現在のパワートレインとバッテリーアセンブリを組み合わせた会社だ。システムエンジニアリングをボディユニットとパワートレイン/バッテリーユニットに分割・運用することは、今年5月に発表された戦略の一部として掲げられていたものだ。
車体部門は、自動車メーカー向けのボディアセンブリソリューションと、軽量ボディパーツを専門とするメーカーとして再編成される。
市場の厳しい現状
システムエンジニアリングビジネスユニットの開発・生産拠点は、ドイツで9つ。ICエンジン、電気モーター、燃料電池の組み立ておよびテスト設備の開発・製造を行っていた。今後数週間から数か月以内に、準備を段階的に実施していくという。それに伴い、新型コロナウイルスによる影響で困難を強いられており、雇用削減と本社中央構造の廃止も決定されている。
(画像はthyssenkruppの公式HPより)
▼外部リンク
thyssenkruppのプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/