Apollo Tyres、大雨でチェンナイ近郊の工場がストップ

12月2日までの3シフトが生産を中断
The Statesmanによると、インドの大手タイヤメーカーApollo Tyresが、大雨のためチェンナイ近郊のオラガダム工場の生産を中断したことが明らかとなった。

豪雨による洪水で、工場の建物が被害を受けた。今回のチェンナイの豪雨で、「インフォシス」「TCS」などの主要なIT企業や、「ヒュンダイ」「フォード」「ルノー」と言った自動車関連の企業は、オフィスや製造工場での活動を中断し一時的に閉鎖した。
約450メガトンの生産高損失か
Apollo Tyresは、今回の自然災害による生産高の損失は、およそ450メガトンに及ぶと見ている。損失分は保険契約により、十分にカバーされる見込みだ。

同社は8月に、チェンナイ工場へ1200クローレルピーの設備投資を行い、施設を拡大することを発表している。

同工場は、トラックやバスのラジアルタイヤを主に製造している。これまでは1日につき8900本のタイヤを製造していたが、拡大後は1日1万2000本まで製造を増加することが計画されていた。


▼外部リンク

Apollo Tyres
http://www.apollotyres.com/en-in/

The Statesman
http://www.thestatesman.com/news/business/