豪雨被害のApollo Tyres、工場の操業を再開
100年ぶりの豪雨で工場が洪水被害に
インドの大手タイヤメーカーであるApollo Tyresは、操業を停止していたチェンナイ近郊のオラガダム工場で、4日ぶりに活動を再開したことが明らかとなった。チェンナイに甚大な被害をもたらした、100年ぶりの歴史的豪雨により同工場は、10シフト分となる1500メガトン近くの生産量を失った見込みだ。
また近隣には、「ヒュンダイ・インド」「フォード・インド」「ルノー・インド」の工場があるが、いずれもApollo Tyres同様活動を停止しており、近々操業を再開すると見られている。
Apollo Tyres従業員全員の無事を確認
豪雨による大量の雨水が、配水管の詰まりを解消。工場へ流れ込んだ過剰な雨水は、無事に雨水を集めるシステムへ排出された。洪水による工場内の被害は、生産量のみの間接的損害に留まり、器材などは損害を受けていないことがわかった。また、従業員全員の無事も確認された。今後、損失により評価が行われ、保険により被害額が補われる。
オラガダム工場ではオランダや南アフリカの工場同様、トラック、バス、農業用車両や鉱業用などの特別な車両向けのタイヤと、再生タイヤなどの製造が行われている。
▼外部リンク
Apollo Tyres
http://www.apollotyres.com/en-in/
ETAuto.com
http://auto.economictimes.indiatimes.com/news/