Apollo Tyres、マレーシアにオフィスを設立
ASEAN地域で第3位のマレーシア自動車市場への進出
インドの大手タイヤメーカーであるApollo Tyresは、マレーシアに新たなオフィスを開設することを、5月30日のプレスリリースで発表した。マレーシアはASEAN地域で3番目に大きい自動車市場で、新オフィスの開設で東南アジアにおけるApollo Tyres拡大の足がかりとする。
これまでの2~3年間で、徐々にマレーシア市場へ進出してきたApollo Tyres。マレーシアの消費者に合わせた製品設定や小売店のサポートにより、すでに交換タイヤ市場への参入に成功しており、新しい子会社の設立によりマレーシアのタイヤ市場へ本格的な参入を図る。
マレーシアの交換タイヤ市場における市場占有率アップ
年間で580000本のトラックやバス向けのラジアルタイヤと乗用車向けタイヤ950万本のマレーシアの交換タイヤ市場で、Apollo Tyresは市場占有率をより拡大させる意向だ。またマレーシアにはASEAN地域最大となる、90%を超える商用車セグメントのラジアルタイヤ市場もある。新オフィスは、Apollo Tyresのアジア太平洋、中東、アフリカ地域の代表取締役であるSatish Sharma氏が社長を務めることとなる。
新たなオフィスの開設後は、すでにあるマレーシア市場の足場を活用し、マレーシアの顧客の要求に応え収益成長率を上昇させていくことが見込まれる。
▼外部リンク
Apollo Tyres
http://www.apollotyres.com/en-in/
Apollo Tyres・プレスリリース
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