リア、上海にアジア太平洋地域の本部を設置

業界をリードする製品開発とテクノロジーの革新的スタジオとして
アメリカミシガン州に本部を置く、自動車シートと電気分配システムにおける世界の主要なサプライヤーであるリアは、上海の楊浦区にアジア太平洋地域の本部を兼ねたテクノロジーの複合施設を建設することを、6月7日のプレスリリースで明らかにした。

新しいアジア本部はアジアで急速に成長するリアのビジネスを支えるため、28000平方メートルに建設され、中国国内の22000人を含む、アジア11か国のおよそ31000人に及ぶ従業員のサポートなどが行われる予定だ。

また革新的なスタジオも兼ねており、業界をリードする製品開発力を生かし、中国を中心としたアジアにおける販売や製造の成長と発達を支えていく役割を持つ。

過去3年間で中国における売り上げが年平均10%増加
上海に設立される新アジア本部となる複合施設では、業界をリードする製品開発やテスト、カスタマーサービスなどをはじめとし、エンジニアリングやプログラムなどの施設が1カ所に集まっている。

リアはアジアの64カ所で製造を行っており、2015年度のアジア全体での売上高は32億ドルに上っている。アジア太平洋地域は、世界の自動車産業にとり戦略的に重要な地域で、中でも上海は自動車業界における活動の一大拠点となっている。

最も成長が早いとされる中国市場で総合施設を開設することで、アジアのために新製品を開発し、アジアの顧客へ最高レベルでの対応を行っていくことが可能となる見込みだ。


▼外部リンク

リア
http://www.lear.com/#whats-new

リア・プレスリリース
http://www.lear.com/Press-Room/4343/