リア、電気関連事業セグメントの名称を「E-Systems」に変更

電気システムの複雑化を表す
自動車シートと電気システムの世界的なリーディングサプライヤであるリア・コーポレーションは、同社の電気関連事業セグメントの名称について、「E-Systems」と変更したことを発表した。

この名称変更は、自動車の電気システムが一層複雑化していることと、同社の拡大する車両の接続機能と電気アーキテクチャを反映することを意図している。

リアは、伝統的な電気アーキテクチャや代替エネルギー車両のための車体において、電力を管理し、信号を分配するグローバルリーダーである。

そして、この「E-Systems」ポートフォリオは、ワイヤハーネス・端子&コネクター・複雑な電子モジュール・電力変換器とインバーター・バッテリー充電器・48ボルトシステム・ワイヤレス機能・ソフトウェア・サイバーセキュリティ・照明モジュール・オーディオコンポーネントなどで構成される。

製品ポートフォリオの充実
リアはスマートジャンクションボックス技術のパイオニアであり、現在は、車両の電気や電子、およびデータ要件全部の安全な処理を促進する、接続されたゲートウェイモジュールのリーダー。

また、同社は最近、Autonet Mobile から、Arada Systemsの知的財産と技術を獲得し、車体の外のデバイスやネットワークに対して安全に接続する、ソフトウェアとハードウェアの機能を加えている。

リアの社長兼最高経営責任者(CEO)であるマット・シモンチーニ氏は、同社が、ゲートウェイ、無線機能および関連ソフトウェアとハードウェアを含む完全な電気アーキテクチャの専門知識と信号やデータ管理機能について独自の配置を行ったことを述べ、次のように続けた。
「過去4年間における市場で初めての革新21件と、世界で600人以上のソフトウェアエンジニアとともに、我々は、車両の接続性のメガトレンドを十分に利用するための良いポジションにいます。業界をリードする電気システムのポートフォリオとグローバルな低コストのフットプリントによって、我々は、今後5年から7年間の市場成長において、5%ポイントの年率でE-Systems事業を成長させることが可能だと期待しています。」(プレスリリースより引用)



▼外部リンク

Lear Corporation Press Room
http://www.lear.com