リア、中国揚州の新しい革製品工場へ投資する協定を締結

アジア太平洋地域の事業拡大に対応
自動車シートと電気システムの大手グローバルサプライヤーであり、プレミアム自動車の革内装製品に関する世界最大のプロバイダであるリア・コーポレーションは23日、中国揚州に最先端の高級革製品加工工場を建設するために、揚州経済技術開発区の管理委員会と投資に関する協定を締結したことを発表した。

アジア太平洋事業の上級副社長兼会長であるジェイ・クンケル氏は、次のようにコメントしている。
「中国での47ヵ所を含めてアジア全体では81ヵ所において、リアのアジア太平洋地域の事業は、自動車業界へ卓越したデザインや製品を提供する20,000人以上の従業員の努力により拡張を続けています。過去3年間で、中国におけるリアの総売上高は、平均年率17%で成長してきました。我々は、揚州経済技術開発区からのサポートと、リアが高級自動車の革内装製品に関する世界有数のサプライヤーとなるために、従業員が継続的な努力をしたことに感謝しています。」(プレスリリースより引用)

さらに従業員を増加していく予定
新しい工場は、56,700平方メートルの土地に、32,000平方メートルにわたり建設され、中国におけるリアの急速な売り上げ成長と新規事業開発をサポートする。

2018年には、同工場で約300人の従業員を有する予定であり、将来の拡張に向けて予約された28,000平方メートルの隣接する土地が稼働した場合、従業員は約700人に拡張される。

シート関連事業の執行副社長兼会長であるレイ・スコット氏は、同社が垂直的統合企業の自動車座席のサプライヤーとして、そのグローバルな能力に基づき、中国の顧客により良いサービスを提供するために、プレゼンスを拡大したことに対し、満足感を示し、次のように述べた。
「我が社のイーグルオタワ高級革製品チームは、高度に細工された表面材料と完全なシーティングシステムを顧客に提供するために、不可欠なものです。」(プレスリリースより引用)



▼外部リンク

Lear Corporation Press Room
http://www.lear.com