Plastic Omnium、水素と燃料電池による車両推進システムを開発

車両の排出量削減に寄与
外装部品とモジュール、燃料システムの世界的リーダーであるPlastic Omniumは、車両の排出量を削減することに継続的に取り組むことよって、自動車の未来進化に貢献するための研究を強化している。

同社は、排出ガス浄化技術のSCRシステムだけでなく、ハイブリッド車用の加圧された燃料タンクシステムを提供して、排出制御市場に存在感を示しており、現在では、水素と燃料電池を用いた車両推進システムを実行している。

Plastic Omniumグループは、モンディアル・ド・ロトモビルと呼ばれるパリモーターショーにおいて、電気自動車の場合の数時間と比べて、わずか3分の充電時間と、相当の自律性を提供することができる、高圧水素貯蔵プロトタイプを展示している。

燃料電池によって、電気自動車は、現在その開発の足かせとなっている、自律性と再充電の時間に関連する問題を克服することが可能だ。

イスラエルに共同研究センター
Plastic Omniumとイスラエルの会社ELBIT Systemsは、燃料電池やスーパーキャパシタを扱って業務を行う、「POCellTech」を起動した。この共同研究センターは、最近イスラエルのカエサレアに開設されたものである。

Plastic Omniumは、電子システムおよび流体の管理において、同社の自動車の専門知識を提供する。そのノウハウと、以前からのELBIT Systemsの開発は、非常に低い貴金属含有量の燃料電池や、スーパーキャパシタの新しい範囲を作成するために一緒に行われている。

ベルギーとイスラエルに拠点を置く研究チームは、現在、50人で構成されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Plastic Omnium
https://www.plasticomnium.com/