コンティネンタル、新たな買収と株式取得で北米でのプレゼンスを強化

レーシングタイヤの大手メーカーを買収
国際自動車部品メーカーでありタイヤメーカーであるコンティネンタルは4日、タイヤ専門メーカーHoosier Racing Tireを買収するとともに、輸送管理ソリューションに特化したZonar Systems社の過半数株式を取得したことを発表した。

コンティネンタルは、この買収により、主要な技術の専門知識を拡大し続けていく意向を示している。

Hoosier Racing Tireは、インディアナ州レイクビルを拠点とし、現在約500人の従業員を有するレーシングタイヤの大手メーカー。同社とコンティネンタルは、すでに7年間にわたり協力関係を持っており、両社は、様々な開発やモータースポーツプロジェクトに一緒に取り組んできた。

買収は、2016年10月3日に完了した。同社は、1957年に設立され、コンティネンタルタイヤ・アメリカに売却されるまで、非公開会社であった。

商用車の輸送管理ソリューションを提供
Zonar Systems社は、ワシントン州シアトル拠点の330名の従業員を有する企業で、北米市場において、輸送用商用車を管理するためのソリューションを提供している。

Zonar Systems社の過半数株式を所有することにより、コンティネンタルは、アメリカ市場におけるプレゼンスを拡大させ、両社は輸送管理ソリューションを提供する世界有数の企業となる。

売買契約では、Zonar Systems社の総株式数の約81%をコンティネンタルが保有し、また、ダイムラーは19%以上の既存株式数を保持する。

トランザクションは、Zonar Systems社株主の必要数の承認票を得ており、その完了には、反トラスト当局の承認が必要である。株式取得は、2016年第4四半期の間に完了する見込み。

(画像はプレスリリースより)


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