ジョンソンコントロールズ、韓国標準協会の品質トップ賞を獲得
一貫した品質制御プロセスが評価
世界最大の自動車バッテリーメーカーであるジョンソンコントロールズは5日、韓国標準協会(KSA)から品質トップ賞を授与されたことを発表した。これは、同社のDelkorバッテリーが、11年連続で、韓国標準品質優秀指数(KS-QEI)の上位にいることを示している。
ジョンソンコントロールズ・パワーソリューション、アジア太平洋地域担当の副社長兼ゼネラルマネージャーであるフレデリック・リム氏は、次のようにコメントした。
「我が社は、精密な自動検査システムを通じて、幅広い自動車に向けた優れたバッテリーを製造する際に一貫性を確保するための、徹底した品質制御プロセスを持っています。我々は、我が社のハードワークと一生懸命さに対して、規格や品質を扱う大手団体であるKSAによって評価されたことを誇りに思います。」(プレスリリースより引用)
アジア太平洋各国向けを韓国で生産
ジョンソンコントロールズは、オーストラリア・日本・台湾・マレーシア・インドネシア・ベトナム・フィリピン・カンボジア・韓国・中東を含むアジア太平洋地域全体の自動車メーカーや小売業者に対して、メンテナンスフリーの製品を供給するために、韓国でDelkorバッテリーを製造している。リム氏は、「Delkorは、市場で最高のバッテリーとして消費者や業界の専門家によって選択されている。我々は、常に顧客の期待を超えるように継続的な改善に努めている。」と追加した。
メンテナンスフリーで簡単取り付け
韓国において30年の歴史を持ったジョンソンコントロールズDelkorバッテリー部門は、メンテナンスフリー、つまり、バッテリーの製品寿命を通して、消費者が蒸留水を追加する必要がないというバッテリーを、韓国で最初に生産した。また、同社は、韓国で初めて、トップカバーと同一平面上となる統合ソリューションを導入することにより、バッテリーハンドルにおける人間工学に基づいたデザインを改善した。これは、アフターマーケットの顧客の車両において、バッテリーの取り付けを簡単に行うことを実現している。
ジョンソンコントロールズDelkorバッテリーは、現在、韓国の亀尾市に2つの工場を持ち、400人以上の従業員が働いている。
OEMアメリカの副社長兼ゼネラルマネージャーであるジェニファー・スレーター氏は、次のように語った。
「この賞は、品質に対する我が社のグローバルなコミットメントが認められたものです。どの場所で生産されたかに関わらず、我が社にとって重要なのは、我が社の品質基準を維持し、最高の車両バッテリーを展開することなのです。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
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Johnson Controls News
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